CLT木材使用推進メディア ~CLTs~

 

日本林業の起爆剤
CLT木材

 

国⼟の7割が森林である⽇本。森林大国日本の林業をSDGs、持続可能な社会への貢献、地⽅経済の活性化など、さまざまな点から推進する可能性を持つのが「CLT木材」という新しい木材。このサイトではそんなCLT⽊材についてと低コスト‧⾼品質なCLT⽊材を製造販売するメーカーを紹介しています。

そもそもCLT木材とは

CLT木材とはひき板(ラミナ)を並べ繊維が直交するように接着した木質パネル材のことです。強度と品質が均一化され、中・大規模建築物の壁や床などの構造材として使用したり、土木用材や木製家具にも活用されています。

CLT木材の基礎知識

CLT木材の使い方

水平力と鉛直力を負担する大判パネル材として壁などに活用するCLTパネル工法や木造軸組工法や鉄骨造をベースに追加するかたちでCLTを用いる混構造などの使い方もあります。

CLT木材のメリット・デメリット

工場で加工され現場に運び込むので施工が効率化し工期の短縮が可能、デザインの自由度が高く見栄えがするのがメリットで、全体の建築コストが高くなるのがデメリットです。

CLTの補助金について

林野庁や国土交通省が主管の国の補助金・助成金制度があります。2021年度はJAS構造材利用拡大事業、木質耐火部材等利用拡大事業、CLT建築実証事業、サステナブル建築物等先導事業が実施されました。どれもCLTを活用する際にかかった費用の一部を負担するもので対象や補助率といった条件はそれぞれ異なります。

集成材とCLT木材の違い

複数の板を繊維方向をそろえて接着剤で貼り合わせたのが集成材。CLTはひき板の繊維の方向が直交するように重ね合わせるもので合板と集成材のいいとこ取りをした木材です。

CLT・LVL・NLT・DLTの違い

CLTはひき板を繊維方向が直交するように接着。LVLは単板の繊維方向に平行に積層接着したもの、NLTはひき板を釘でつなぎ合わせ、DLTは木ダボで接合されたものです。

CLT木材の歴史

CLT木材は、1995年頃にオーストリアで誕生した木質系材料です。その後、ヨーロッパ各国、北米各国、オセアニア各国などに普及しました。日本で本格的な普及が始まったのは2013年頃と考えられています。

CLT木材の日本農林規格(JAS)

2013年にCLT木材に関する日本農林規格が定められました。日本農林規格は、国が制定した林産品の品質などに関する規格です。背景には、品質が明らかな木材への需要の高まりなどがあったと考えられます。

海外におけるCLT木材の活用

海外では、中高層の建物にCLT木材が用いられています。例えば、高層住宅などに用いている事例があります。多くの建物に用いられている理由は、RCよりも施工期間を短縮できたなどの実績があるからです。

CLT木材を建築物に使用するメリット

CLT木材は板材を繊維が直交するように積層接着しているため、壁パネル単体でも耐震性は高いですが、厚みのあるCLT床パネルと組み合わせることでさらに強固になります。

湿度20%以下に乾燥させてから接着するため強度と建材としての安定性が高いです。また金具が腐食する可能性は低く、防腐防蟻の塗布により耐久性が向上するとされています。

日本ではメーカーが少なく普及の初期段階なので製造コストは高めになりますが、工場で加工されて現場ですぐに作業できるため工期が短縮し人件費を下げる効果が期待できます。

木材なので燃えますが鉄骨と比べ熱伝導率が低く、CLTのような木材厚板は火災になってもにすぐに燃え広がることはなく、1時間以上経っても燃え尽きることはありません。

建築物の木造化は地球温暖化防止と森林保護の立場からSDGsに大きく寄与します。CLT木材は耐震・耐久性が高く「11 住み続けられるまちづくりを」に貢献します。

CLT木材を活用した中・大規模木造建築は林業の振興や森林資源循環に寄与。木材の使用量が多いため脱炭素への貢献度が高くなり、ESG投資の観点からも評価が上がります。

【PR】あらわし仕上げのCLT木材活用

CLT木材は木の材質感を演出するために構造材を見える状態で仕上げる”あらわし”で使用するケースも多く建材としての機能だけでなく内装デザインに広がりを持たせることが可能。そうした建築事例を紹介します。

CLT木材の樹の種類

本州北部から九州まで日本では広範囲に分布。真っ直ぐに伸び木目も直線的で加工がしやすいため建築材に適しています。成長が早く軽量なので古くから植林が盛んに行われました。

針葉樹の中で特に優れている木材と言われ、古来から寺社建築など高級建材として使われてきました。耐久性が高く、色や年輪も美しいため造作材や家具材としても使用されます。

スギとヒノキを使用して製材されたものです。それぞれの良い部分を引き出せるため高品質なCLT木材が完成。コストが高いヒノキにスギを合わせ価格を抑えることもできます。

日本では主に寒冷地に分布。スギよりも硬く針葉樹ですが秋には落葉します。辺材は黄白色で肌目は粗く割れやすいですが、技術の進歩により近年は建材にも利用されています。

北海道地方に分布し、道内総蓄積の約4分の1、針葉樹蓄積の約2分の1を占めます。白く見た目が良いので柱や梁に用いられ、CLT活用のための研究や試験が進められています。

CLT木材を活用した建築物事例

脱炭素やSDGsなどの動きに合わせ日本でもCLT木材を使ったビルの木造化・木質化が進んでいます。国内や海外でハイブリッド工法による大型木造ビル建築事例があります。

地域振興や脱炭素を掲げ、主にゼネコンなどの建設会社がマンションの木造化プロジェクトを進行中です。海外では1階より上をすべて木造化した集合住宅の建築事例もあります。

脱炭素・循環型社会の実現に向け商業施設の木造化も拡大しています。日本では小規模のものが多いですが、海外では先進的デザインの大型ショッピングモールの事例もあります。

近年、体育館やスタジアムといった大型公共施設も木造化の波が来ています。日本では地域のシンボルにもなり、海外では大学内にCLT木材を使った体育館も建築されています。

CLT木材を活用した工法と他工法を比較

鉄骨造のことです。軽量鉄骨造と重量鉄骨造に分かれ安定した品質を確保でき、耐震性・耐久性に優れるのがメリット。高熱になると強度が落ちてしまうデメリットもあります。

鉄筋コンクリート造のこと。震性・耐火性・遮音性に優れ、劣化が起きにくいため耐用年数が長く設定されます。重量があり工期が長いので建築費用が高いのがデメリットです。

CLT木材を製造・販売するメーカー一覧

銘建工業

銘建工業公式HP
引用元:銘建工業公式HP
(https://www.meikenkogyo.com/)

70年代から集成材の生産をスタート。集成材の機械と併用することでCLTの生産量を確保しており、CLTの製造や販売だけでなく設計・施工まで広範囲に相談に応じます。

銘建工業の
CLT木材について
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所在地:岡山県真庭市勝山1209
URL:https://www.meikenkogyo.com/
電話番号:0867-44-2695

サイプレス・スナダヤ

サイプレス・スナダヤ公式HP
引用元:サイプレス・スナダヤ公式HP
(https://www.sunadaya.co.jp/)

材木商として明治時代に創業。現在は愛媛県を中心に集成材やCLTなどの質材料の製造に徹した体制を組んでおり、充実した工場と新しい設備により大量生産が可能になっています。

サイプレス・スナダヤの
CLT木材について
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所在地:愛媛県西条市小松町新屋敷甲1171-1
URL:https://www.sunadaya.co.jp/
電話番号:0898-72-2421

山佐木材

山佐木材公式HP
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/)

構造用集成材の製造で優れた実績を持つメーカーです。製材から加工、仕上げまで一貫した生産体制で、現在は大型木造建築やCLT木材の利用ノウハウの提供まで行っています。

山佐木材の
CLT木材について
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所在地:鹿児島県肝属郡肝付町前田2090
URL:http://www.woodist.co.jp/
電話番号:0994-31-4141

鳥取CLT

鳥取CLT公式HP
引用元:鳥取CLT公式HP
(https://www.tottoriclt.co.jp/)

形態は協同組合ですが、集成材・CLTの製造・販売を行うメーカーとして事業展開しています。三層構造のパネル集成材を中心に大壁仕様の高品質CLT木材も提供しています。

鳥取CLTの
CLT木材について
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所在地:鳥取県西伯郡南部町法勝寺70
URL:https://www.tottoriclt.co.jp/
電話番号:0859-39-6888

西北ブライウッド

西北ブライウッド公式HP
引用元:西北ブライウッド公式HP
(https://www.seihoku.gr.jp/seihoku-plywood/)

徹底した品質管理で70年近く木質建材の生産を続けてきたメーカー。4つの工場で対応し、LVL製造ノウハウを活用し中・大規模建築物向けCLT木材を提供しています。

西北ブライウッドの
CLT木材について
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所在地:宮城県石巻市重吉町1-7
URL:http://www.seihoku.gr.jp/
電話番号:0225-22-6511(営業本部)

中東

中東公式HP
引用元:中東公式HP
(https://chuto.jp/)

石川県を拠点に全国の文化・教育施設で実績がある会社です。大断面集成材建築をメインに成材・CLTの製造販売や設計、施工まで対応。アジア各国にも事業展開しています。

中東の
CLT木材について
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所在地:石川県能美市岩内町ヤ1-9(岩内工業団地内)
URL:http://www.chuto.jp/
電話番号:0761-58-0100

オホーツクウッドピア

オホーツクウッドピア公式HP
引用元:オホーツクウッドピア公式HP
(https://woodplaza.or.jp/member/member-4389/)

北海道産の植林木を原料とした建築材を提供しているメーカーです。中断面・大断面集成材など加工を主体として、北海道だけでなく本州からのオーダーも受け付けています。

オホーツクウッドピアの
CLT木材について
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所在地:北海道北見市留辺蘂町旭東11
URL:http://www.rubeshibe-rinsan.com/pages/15_okhotsk/
電話番号:0157-67-2323

ティンバラム

ティンバラム公式HP
引用元:ティンバラム公式HP
(https://timberam.co.jp/)

構造用集成材やCLT木材を取り扱う秋田県のメーカーです。先端的なプレス機を整備しCLTを含む多くの集成材に対応。デジタル技術を駆使し高精度加工を実現しています。

ティンバラムの
CLT木材について
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社名:ティンバラム株式会社
所在地:秋田県南秋田郡五城目町大川大川字ウツフケ141-1
URL:https://timberam.co.jp/
電話番号:018-875-2151

株式会社スカイ

株式会社スカイ公式HP
引用元:株式会社スカイ公式HP
(https://www.skygroup.jp/)

伝統技術と機械加工を組み合わせて、住宅資材を構造計算から特殊加工、施工までに対応している会社です。一級建築事務所や施工管理、特殊加工専門の職人までを自社で提供しており、CLT木材については大判サイズの加工にも対応。中判サイズは当社比で最大50%の施工時間短縮を可能としています。

株式会社スカイの
CLT木材について
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社名:株式会社スカイ
所在地:静岡県磐田市上野部2740-5
URL:https://www.sky-precut.jp/
電話番号:0539-63-5500

志田材木店

志田材木店公式HP
引用元:志田材木店公式HP
(https://www.shida-lbr.co.jp/)

志田材木店は木造建築を専門に請け負う会社であり、新潟県内でいち早くCLT加工機を導入した実績をもっています。イタリア・ユニチーム社やドイツ・フンデガー社製の加工機を用いて、CLT木材や集成材の製造販売を行っています。地元産の良質な杉・ブナ材のほか、北米など海外の木材も取り扱っています。

志田材木店の
CLT木材について
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社名:株式会社志田材木店
所在地:新潟県長岡市新組町2327番地
URL:https://www.shida-lbr.co.jp/
電話番号:0258-24-0511

ジャパン建材

ジャパン建材公式HP
引用元:ジャパン建材公式HP
(https://www.jkenzai.co.jp/)

ジャパン建材は「快適で豊かな住環境の創造」を理念として、戸建住宅向けから公共施設・商業施設など幅広い木質構造建築を手掛けている会社です。生産した構造部材の施工も請け負っており、プライベートブランドの展開や建材フェアの実施など、CLT木材を含む良質な住宅資材の普及に取り組んでいます。

ジャパン建材の
CLT木材について
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社名:ジャパン建材株式会社
所在地:東京都江東区新木場1丁目7番22号
URL:https://www.jkenzai.co.jp/
電話番号:03-5534-3711

MECインダストリー

MECインダストリー公式HP
引用元:MECインダストリー公式HP
( https://www.mec-industry.com/)

鹿児島県に本社を構える企業で、三菱地所グループの一員です。原木を丸太に加工し、製材・製造に至るまでの過程で発生するバークやおが粉などを有効に活用することに力を入れています。CLT木材を製造し、建材として販売も実施。

MECインダストリーの
CLT木材について
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社名:MEC Industry株式会社
所在地:鹿児島県姶良郡湧水町木場3102
URL:https://www.mec-industry.com/
電話番号:0995-55-1586

高品質・低コストを叶える
CLT木材製造・販売メーカー2選

木材のみ購入したいなら

サイプレス・スナダヤ
サイプレス・スナダヤの特徴
  • CLT⽊材の⾃社⼀貫⽣産による中間コスト削減で、低コストでの供給を実現
  • 品質の⾼いヒノキ材の販路を持っており、ヒノキCLT⽊材の価格‧品質に⾃信あり

設計から依頼したいなら

銘建工業
銘建工業の特徴
  • 3×12mの最大サイズCLT木材の製造にも対応可能
  • 設計・製造・施工までワンストップで対応できる有名建材メーカー
※日本CLT協会が発表する「CLT製造企業一覧表」に掲載される国内のJAS規格に適合するCLT木材メーカー8社の中から、年間製造能力の上位2社(2022年1月11日調査時点)を選出しました。