土木用材として使われることの多いCLT木材ですが、実は建築現場以外でも利用方法があります。このページではCLT木材における家具での使用例について、画像付きでまとめています。
木材についての理解を深めたい人やインテリアデザインに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
軽量でありながら優れた強度を持つCLTテーブルは、キズや汚れが付きにくいので学習机としても人気があります。無駄のないデザインで、上質な国産無垢材ならではの繊細かつ滑らかな仕上がりも魅力的。継ぎ目がなく折り紙を彷彿させる形は、CLT木材だからこそなせる業です。
また、近年注目を集めている和洋折衷のインテリアデザインにも馴染みます。和風と洋風をミックスさせたインテリアをしっかりまとめてくれる、優れものとも言えるでしょう。
木のかたまりを丁寧に削り出し、柔らかなフォルムへと仕上げたざぶとんです。緩やかにくぼみをつけた座面が優しい座り心地を実現。毛羽立ち1つない仕上がりで、木目の美しい模様と優しい手触りが楽しめます。
厚さや構成の異なるスツールは、同じものを揃えれば統一感が、あえて異なるものを選べば個性が生まれます。脚の部分の厚さは最薄36mmとなっており、ここまでの薄さを実現できるのは頑丈なCLT木材だからこそと言えるでしょう。
折り曲げたCLT板のみをつなげた直線的なブックスタンドで、ディスプレイとしても活用できるのがポイントです。「折版構造」という折り紙の原理をベースとしており、絶妙なバランスで構成されていながらもしっかりと自立する不思議な設計が目を引きます。
重厚感のある板を細身の木組みが支え、板が宙に浮いているようなデザインの木庵テーブルです。飾り気のない見た目が木材特有の美しさを引き立てており、木の良い香りも相まってリラックスした時間を過ごすのにぴったりな家具に仕上がっています。
背もたれ、座面、脚のすべてにCLT木材を採用し、3枚の板がお互いに支え合うことで自立できるよう設計。力強い断面と絶妙なバランスが不思議な魅力を醸し出します。1枚の板から座面が突き出ているような見た目で、存在感も抜群です。
CLT木材は加工しやすいという特徴を持っており、画像のように独特な波状の棚板も作れます。木口面を斜めに大きくカットすることで厚みを感じさせず、ゆったりとした広さを持つスペースに見せることが可能です。
CLT木材にはデザイン性が高いというメリットがありますが、あえて飾り気のない長方形の天板にすることで存在感と見栄えの良さを両立。厚みがありながらも重量は軽く、可変性のある折り畳み式テーブルにも最適でしょう。
強度が高く傷つきにくいCLT木材は、テーブルやカウンターにも使用されています。カウンターにおいては、天板と脚にそれぞれ異なる色の木材を採用することで空間の雰囲気をがらりと変えられるため、サロンや飲食店などにもおすすめです。
木目の優美さを引き出した丸テーブルは、どんな部屋にもすんなり馴染むのが特徴です。脚の長さを短くすれば、和室にもぴったりな高さになるでしょう。天板の真ん中にコンセントを設置するなど、利便性を意識した設計を実現できるのも良いところです。
家具は毎日使用するもののため、長期的に使用しても傷付かず使い勝手の良い製品を設置したいと考えている人も多いでしょう。CLT木材は建物だけでなく家具としても採用できるので、オーダー家具の作成を検討している人への選択肢として提案できます。
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