ここでは、「快適で豊かな住環境の創造」を理念に、建材の製造販売からプライベートブランド事業までを手掛けるジャパン建材について、特徴・CLT生産体制・環境への取組みなどをまとめました。実際の建築事例についても画像とあわせて紹介しています。
対応できる製造サイズ 接着剤(種類・使用環境※) |
幅はぎ接着 | |
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木材 | 8m×13m | 記載なし |
※接着剤の使用環境
A・・・屋外を想定し、高度な耐候性、耐熱性、耐水性、耐火性を求められる環境
B・・・屋内を想定し、高度な耐火性、通常の耐候性、耐熱性、耐水性を求められる環境
C・・・屋内を想定し、通常の耐候性、耐熱性、耐水性が求められる環境
ジャパン建材は、戸建住宅向けのサービスに加えて公共施設・商業施設などの建築について、トータルサポートを行っている企業です。グループ会社と緊密に連携しながら、ファブリケーターとして生産した構造部材の施工(建方)も実施しています。
社内には木質構造建築専用の対応部署を設け、集合住宅・公共施設・その他の建築関連事業を手掛けています。木質構造建築を多数扱ってきた経験を活かし、構造設計事務所として適切な部材を「適材適所設計」することが可能です。
ジャパン建材では、住宅建材総合展示即売会「ジャパン建材フェア」の実施、プライベートブランド「Bulls」やエコブランド「J-GREEN」の提供、高性能住宅に関する情報発信や実務サポートなど、住まいと住まいづくりに関わるさまざまな事業を展開しています。
ジャパン建材と他の4社が共同開発したオリジナルのCLTパネル工法「TEシステム」は、2022年3月25日に完成した事務所棟の8m×13mの大空間に使用されています。
ジャパン建材が拠点を置く地域は、2020年4月時点で東日本に24拠点、西日本に41拠点、そして首都圏に35拠点あります。
こうして日本全国に張り巡らされた営業ネットワークにより、建築に用いされる資材の調達はスムーズに、しかもタイムリーな時期で配送できるようになっています。
国内からだけでなく、ジャパン建材の拠点は海外にも多数。東アジア・中国・アメリカなどの拠点を通じ、木質製品の輸入と、建材などの調達も行っています。
奈良県御所市に完成した木造の事務所棟には、TEシステムによって造られたCLT木材が使われています。内部は柱なしの空間に仕上げられており、平屋ならではの開放感が魅力的です。
埼玉県春日部市に建設された地域交流施設。集成材・LVLが構造部材として採用されました。建材としてカラマツも使用されています。省CO2のモデルとして、シンボル的な役割を担っています。地元民の地域交流の場として用いられるので、落ち着いた雰囲気に仕上げられました。
山梨県韮崎市に建設された多目的休憩施設。木質構造部材としてLVLを採用。建材としてアカマツ・カラマツが用いられています。山梨県産材 LVL 認証第1号として建築されており、ふれあいの場として活用されています。
神奈川県川崎市に建設された観光施設。木質構造部材としてLVL・集成材が採用されています。建材として神奈川県産材のスギが使用されており、地産地消に繋がっています。片流れ屋根を採用しているので、天井高が高く取れ、開放感のある空間に仕上がりました。
秋田県南秋田郡に建設されたチャペル。木質構造部材として集成材が採用されています。建材にはベイマツが用いられ、木の温もりが感じられる空間に仕上がりました。チャペルとして建築されているので、ゲートのような三角屋根を採用しています。
東京都神津島村に建設された図書館。木質構造部材として集成材を採用しています。建材として東京都多摩産のスギが用いられており、趣のある建物が完成しました。神津島村に初めて建築された図書館で、洗練されたデザインが採用されています。
年間製造能力 | 公式ホームページに記載なし |
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製造外対応 | 設計・計画・加工・施工・販売 |
ジャパン建材は、木質構造建築を戸建住宅から商業施設まで施工実績が豊富な会社。CLT木材を使った建築にも注力しています。自社でCLT工法や加工が行えない場合は、設計・計画から販売・施工までを一貫して任せられる会社を選ぶことをおすすめします。
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チェック
ジャパン建材は、建築資材の卸売を中心に、住宅関連のさまざまなサービスを提供している企業です。幅広い事業展開を行っており、特に工務店様や販売店様へのサポートを強化しています。
ジャパン建材は毎年、東京ビッグサイトにて展示即売会「ジャパン建材フェア」を開催しています。広大なホールに建築資材や住宅関連機器メーカーが一堂に集まり、工務店様や販売店様などプロフェッショナルな方々を対象に、新商品や売れ筋商品の展示や実演を行います。お客さんは他社製品と比較しながら商談できるこの展示会は、1978年から開催されている一大イベントです。
ジャパン建材が運営する工務店ネットワーク「快適住実の家」は、工務店様や販売店様に対し、家づくりに関する多様な情報とサービスを提供しています。住宅業界の環境変化に対応するために、従来の技術に加え、新しい強みを持つことで、受注獲得や業務負担軽減に繋がる支援を行っています。
集客からアフターメンテナンスまで、一貫したサポート体制を提供し、次のお客様との関係構築にも役立つサービスを展開しています。こうした取り組みが、工務店様の業務効率を高め、施主に対するより良い提案につながっているようです。
「JKサポートセンター」は、工務店様の住まいづくりをサポートするための総合支援サービスです。建築行政の新しい情報を踏まえ、営業支援や受注支援、さらにアフターフォローまで幅広く支援を提供しています。
手書きの図面から商談用の図面や3Dパースを作成するサービスです。これにより、お施主様に完成イメージを効果的に伝えることができ、工務店様の提案力向上に役立ちます。また、同時に概算予算書や見積書の作成も可能で、資金計画に活用することができます。
長期優良住宅をはじめとする高性能住宅の仕様に関する相談や、各種申請業務をサポートしています。申請に伴う工務店様の負担を軽減し、施主への提案にさらに時間を割くことができるような体制を整えています。
ジャパン建材は、戸建住宅だけでなく、公共施設や商業施設など、さまざまな木造建築に対応しています。社内の専門部署やグループ会社との連携により、木造建築の構造設計から施工管理までをトータルでサポートします。
豊富な経験から、建物に合わせた部材を用いた設計を提案しています。地場産材を活用した公共施設の設計や、先進的な木造建築にも対応しています。鉄骨造やコンクリートの木造部分の設計施工も行い、公共性の高い建築物にも積極的に貢献しています。
ファブリケーターとして生産した構造部材を使った施工(建方)も実施しています。地元企業が施工を行う場合でも、要望に応じて施工支援を提供し、木造建築におけるあらゆるニーズに対応しています。
社名 | ジャパン建材株式会社 |
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所在地 | 東京都江東区新木場1丁目7番22号 |
URL | https://www.jkenzai.co.jp/ |
電話番号 | 03-5534-3711 |
営業時間 | 公式ホームページに記載なし |
定休日 | 公式ホームページに記載なし |
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