鹿児島県に本社を構え、三菱グループの一員として建材材料の仕入れや製造、販売などの業務を行っている「MECインダストリー」。国産材を無駄なく活用できるように、CLT木材を建材として販売しています。このページでは、MECインダストリーの特徴や建築事例などを紹介するのでチェックしてください。
対応できる製造サイズ 接着剤(種類・使用環境※) |
幅はぎ接着 | |
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木材(杉) | 厚さ90・150×幅1820×長さ4550 | 有 |
※接着剤の使用環境
A・・・屋外を想定し、高度な耐候性、耐熱性、耐水性、耐火性を求められる環境
B・・・屋内を想定し、高度な耐火性、通常の耐候性、耐熱性、耐水性を求められる環境
C・・・屋内を想定し、通常の耐候性、耐熱性、耐水性が求められる環境
木材を取り扱っている企業は、日本に数多くあります。その中には事業規模が比較的小さな企業もあるでしょう。もちろん事業規模が小さいからと言って悪いというわけではなく、アットホームな対応など魅力的な面も。
MECインダストリーは2020年に設立された会社なので、まだ設立から日が浅い企業です。しかし三菱地所グループの一員であり、資本金は約36億円にも及ぶ規模の大きな企業と言えるでしょう。様々なグループ企業を抱える三菱地所がバックにあるからこその安心感もあるでしょう。
MECインダストリーは国産材の活用を積極的に行っている企業です。原木から丸太への加工、さらには製造・製材までの過程の中で多くのバークやおが粉が発生します。これまでは廃棄されていたようなおが粉でさえも有効活用を実施。
CLT材を建材として販売するだけでなく、幅はぎ材や2×4材などとして販売も行っています。またおが粉は畜産用の敷床として提供する、バークは自社ボイラーの熱源として利用するなど、国産材の全てを活用できる体制を整備。もちろんCLT材などの製品は、性能にも徹底的にこだわって開発を行っています。
MECインダストリーは2020年1月に設立していますが、それ以降、鹿児島に国産木材を活かすための自社工場を建設しています。
2021年8月にはすでに製造棟が完成しており、一部のみ稼働。その後は製材棟と「鹿児島湧水素材センター」が出来上がっています。
これによりMECインダストリー1社で製材、と製造、さらには加工・販売までを一貫して手掛けられるようになりました。
住宅を建築する際には、自社工場にて原木を調達・製材し、木質材料に製造したのち、これらの建材を現場の構造などに活かしています。
木質系材料では近年になりさまざまな国で急速に広がりつつあるCLTですが、MECインダストリーでは型枠材として「MIデッキ」を開発しています。
これは型枠にコンクリートを合わせることで、鉄筋と木材を一体化させたもの。型枠材と天井仕上げ材を兼用できることからコスト削減を見込めるのが魅力です。
また、コンクリートを用いつつも木のぬくもりを感じられるのも特徴。
構造部分に木材を利用することによって、CO2の削減にも一役買っています。
年間製造能力 | 公式ホームページに記載なし |
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製造外対応 | 仕入れ・製造・販売など |
MECインダストリーでは総合林業事業会社として幅広い業務を担っているからこそ、製造過程で発生したCLT材を建材として提供しています。商品の開発も行っており、無駄のない国産材の活用に注力している企業です。もし自社でCLT工法・加工などが行えない場合には、優れた施工スキルを持った企業を選ぶようにしましょう。
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社名 | MEC Industry株式会社 |
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所在地 | 鹿児島県姶良郡湧水町木場3102 |
URL | https://www.mec-industry.com/ |
電話番号 | 0995-55-1586 |
営業時間 | 公式ホームページに記載なし |
定休日 | 公式ホームページに記載なし |
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