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山佐木材

山佐木材公式HP
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/)

ここでは製材を本業として大型木造建築にも取り組んでいる鹿児島県の山佐木材についてリサーチしました。製品開発のコンセプトや会社の特徴・基本情報、CLT木材の生産体制、建築事例なども紹介しています。

山佐木材が取り扱うCLT木材

対応できる製造サイズ
接着剤(種類・使用環境※)
幅はぎ接着
スギ 厚さ90~270mm/最大1.25x4m
レゾ/イソ・A /B
スギ&ヒノキ 厚さ90~270mm/最大1.25x4m
レゾ/イソ・A /B

※接着剤の使用環境

A・・・屋外を想定し、高度な耐候性、耐熱性、耐水性、耐火性を求められる環境
B・・・屋内を想定し、高度な耐火性、通常の耐候性、耐熱性、耐水性を求められる環境
C・・・屋内を想定し、通常の耐候性、耐熱性、耐水性が求められる環境

山佐木材の特徴

製材から加工、仕上げまで一貫した生産体制

山佐木材の国産材スギ、ヒノキを主体とした製品は製材、乾燥、仕上げ加工、集成材製造まで一貫した生産体制が組まれています。CLTは、たて継ぎ→堆積(幅接ぎも可)→積層・プレス→完成といった流れでパネル化。ホウ酸塩を用いた木材保存処理にも取り組み、加圧注入・現場吹き付け処理のボロンdeガード工法で処理されます。

日本を代表する樹種ヒノキの
特徴と
CLT木材への活用などを紹介

木造化の推進で地域経済の活性化を目指す

昭和23年に創業し製材を本業としながら事業を拡大。平成3年にスギ構造用集成材で全国初のJAS認定を受け、現在では大型木造建築にも対応しています。利用するノウハウまで提供することをコンセプトとした製品開発で学校や商業施設、共同住宅の木造化を推進。地場産材の活用による地域経済の活性化を目指しています。

木造建築物で得られる
メリットとは?

大臣認定取得の耐火構造

山佐木材では、鋼構造オフィスビルなどの床にCLTが使用されることなどを踏まえ、防耐火への研究と開発を進めてきました。こうした活動もあって、旭化成建材(株)と共同で行ってきた2時間耐火については大臣認定を2つ取得。

このように防耐火対策をしっかりとほどこした上で鋼構造にCLTを組み合わせれば、建築物が軽量化され、コスト削減や工期の短縮といったさまざまな利点が得られます。

山佐木材では今後もさらなる木材利用の可能性を広げ、コストの削減や施工しやすさの問題に取り組む姿勢を見せています。

参照元:山佐木材(https://woodist.jimdo.com/材料について/clt/

山佐木材の製材を使用した建築事例

道の駅(鹿児島県薩摩川内市)

温泉地にある道の駅施設です。外部庇の増築工事にCLT屋根床板と集成材トラスを採用。地元生産物の購入や休憩所として安心して利用できる木造建築物として親しまれています。

診療所(鹿児島県出水郡)

林野庁の補助を受けて完成した国民健康保険診療所です。モデル型木造公共施設としてCLTパネルを導入し、集成材は鹿児島県産のヒノキを採用するなどこだわりがあります。

空港ターミナル(沖縄県宮古島市)

空港ターミナル(沖縄県宮古島市)
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/メールマガジン/メルマガ67号/現場-完成-下地島空港/)

床はもちろんのこと、圧巻なのは広い屋根一面に木材が張り巡らされていること。出発までのひとときをゆったりと過ごすことができ、ひとつとして同じものがない木目のナチュラルさには沖縄の風がよく似合います。

商業施設(宮崎県宮崎市)

商業施設(宮崎県宮崎市)
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/メールマガジン/メルマガ85号/完成物件-ガーデンベルズ宮崎/)

結婚式場として利用されている施設の構造体にCLTを採用。荘厳かつ重厚なデザインのアプローチにすることで、構造体そのものを装飾とし、写真撮影などにも利用できます。また、木材なので、石やタイル、コンクリートとは違ったぬくもりが感じられるのもポイント。

多目的ホール(鹿児島県鹿屋市)

多目的ホール(鹿児島県鹿屋市)
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/メールマガジン/メルマガ83号/完成物件-鹿屋女子高/)

鹿児島県鹿屋市に建設された高等学校の多目的ホール。CLTパネルを構造用面材として採用しています。工期短縮・安全性の確保に貢献しています。半年かけて建築された木造平屋建ては、2020年3月18日に竣工しました。

多目的交流施設(鹿児島県肝属郡)

多目的交流施設(鹿児島県肝属郡)
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/メールマガジン/メルマガ93号/完成物件-大浜海浜公園/)

鹿児島県肝属郡に建設された多目的交流施設。屋根下地に、36mmのCLT木材を採用しています。地産地消により、サステナブルな建物が完成しました。塩害に強い木材も使用しており、塩害地域に合った施設に仕上げています。

事務所(鹿児島県肝属郡)

事務所(鹿児島県肝属郡)
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/メールマガジン/メルマガ71号/完成物件-上野物産/)

鹿児島県肝属郡に建設された事務所。CLTパネル工法で建築されており、厚み90・120・150mmのCLT材を使用しています。内装の一部にCLTパネルが漏出しており、木材特有の温かみや柔らかさのある空間が出来上がりました。

飲食店・事務所(高知県高知市)

飲食店・事務所(高知県高知市)
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/メールマガジン/メルマガ49号/完成物件-柳町clt/)

高知県高知市に建築された3階建ての建物。1階が飲食店、2~3階が事務所として活用されます。CLTパネル工法と軸組工法で建築されており、木の質感が随所に感じられる建物が完成しました。CLT木材は、壁・床・屋根・階段と様々な箇所に使用されています。

事務所(福岡県筑紫郡)

事務所(福岡県筑紫郡)
引用元:山佐木材公式HP
(https://woodist.jimdo.com/メールマガジン/メルマガ47号/完成物件-井上ビル/)

福岡県筑紫郡に建築された事務所。CLT工法で建築されており、面で支えるため耐震性の向上に繋がっています。また、木材を連続して組み合わせることで、デザイン性のある外観に仕上げました。外装・内装のいずれに木材がふんだんに使用されています。

山佐木材の生産体制

年間製造能力 6,000m³(8時間稼働)
製造外対応 設計・加工・施工

CLT木材活用の際は
ワンストップ依頼か木材のみの利用かでメーカー選びを

製材を事業の柱としながら地域の経済発展のために木造建築物の施工まで対応している山佐木材。CLT木材に関する知見があれば木材のみの利用も可能ですし、体育館や商業施設、事務所など豊富な実績があるのでワンストップ依頼も安心してできます。
メーカーを選ぶ際には自社の用途を確認した上で何ができるかチェックすることをおすすめします。

ワンストップor材料のみ
用途に合わせて選ぶ
おすすめCLT木材製造メーカーを
チェック

山佐木材の会社概要

社名 山佐木材株式会社
所在地 鹿児島県肝属郡肝付町前田2090
URL http://www.woodist.co.jp/
電話番号 0994-31-4141
営業時間 8:00~17:00
定休日 土日祝日

日本を代表する樹種ヒノキの
特徴と
CLT木材への活用などを紹介

高品質・低コストを叶える
CLT木材製造・販売メーカー2選

木材のみ購入したいなら

サイプレス・スナダヤ
サイプレス・スナダヤの特徴
  • CLT⽊材の⾃社⼀貫⽣産による中間コスト削減で、低コストでの供給を実現
  • 品質の⾼いヒノキ材の販路を持っており、ヒノキCLT⽊材の価格‧品質に⾃信あり

設計から依頼したいなら

銘建工業
銘建工業の特徴
  • 3×12mの最大サイズCLT木材の製造にも対応可能
  • 設計・製造・施工までワンストップで対応できる有名建材メーカー
※日本CLT協会が発表する「CLT製造企業一覧表」に掲載される国内のJAS規格に適合するCLT木材メーカー8社の中から、年間製造能力の上位2社(2022年1月11日調査時点)を選出しました。
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