CLT木材使用推進メディア ~CLTs~ » 木材の関連情報 » 木材の保管方法

木材の保管方法

木材は間違った方法で保管していると、建築材料として使用できなくなってしまいます。このページでは、木材を長期間保管する方法や保管場所、注意点やメンテナンスなどについて紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

適した保管場所

材木は湿気に弱いため、湿度の高い場所に置いておくと腐敗やカビが生えてしまいます。また、紫外線などの外的刺激を受けると変色や劣化を招き、建築材料として使用できなくなる可能性があります。そのため、保管場所は乾燥していて日光が当たらない場所を選びましょう。

特に、湿度管理は徹底しなければなりません。木材を湿度の高い場所で長期間保管しておくと、反りやひび割れを起こすからです。一方で湿度が低すぎると、木材の凍結や風化の原因となります。

風通しが良い場所にする

木材が害虫や害獣による被害を受けないよう、風通しの良い場所を選ぶのも重要です。また、保管する前には木材の表面に付着した汚れや油分を取り除いておきましょう。

保管方法

湿気は避ける

木材には調湿効果がありますが、過度の湿気や乾燥は木材の品質に悪影響を与えてしまいます。木材は、湿度の高い場所では膨張、乾燥が激しい場所では収縮する性質を持つため、湿度をコントロールできる場所に保管すると良いです。

通気性を確保

近年では、高気密・高断熱の保管庫も多く建てられていますが、そのような環境に木材を保管してしまうと腐朽やカビの原因になります。木材を保管する際は湿気を取り除けるよう、必ず通気性の良い場所に置くか通気機能を持った袋に入れましょう。

油分や汚れは取り除く

木材の中には、独特の油分を持つ種類があります。油分の多い木材には耐腐朽菌物質が多く含まれており、腐りにくいというメリットがある反面、余分な水分が抜けにくいというデメリットも持つのが特徴です。そのため、建築材料としての品質を保つためにも、表面に付いた余分な油や汚れはしっかりと取り除かなければなりません。

なお、油分を多く含む木材には、チーク、ヒノキ、ケヤキ、ヒバ、スギなどが挙げられます。

生き物が入らないようにする

木材を誤った方法で保管すると、生物的劣化を招く危険性があります。木材を食べる主な生き物はシロアリやキクイムシで、これらは温度や湿度が高い環境で繁殖します。数が増えればそのぶん木材への被害は甚大となり、建材としての性能が大きく損なわれてしまうので、保存環境の整備は非常に大切です。

保管の注意点

木材を保管する際の注意点として、まず湿気対策を行うという点が挙げられます。湿気による木材の腐朽を避けるために、湿気の多い場所や季節では、湿気を取り除くために換気扇や除湿器を使うのが重要です。

また、紫外線や雨風による外的ダメージにも注意しなければなりません。木材が直射日光や雨風の刺激を受けると、変形を招く可能性があります。そのため、屋外で保管する際は屋根のある場所に置くようにしてください。

隙間を開けて保管する

木材同士が接触していると、木材との間に湿気が生まれ、カビや腐朽の原因になります。これを避けるためにも、木材同士が触れ合わないよう、ある程度の隙間をあけて保管すると良いでしょう。

木材を保管する時には、湿気や外的刺激、木材同士の接触に注意する必要があります。

メンテナンスについて

木材を長期間にわたって良い状態でキープするには、定期的なメンテナンスが欠かせません。なぜなら、木材は湿気や直射日光などによって反りや色褪せ、ひび割れなどを招き、一度劣化した木材はもとの品質には戻せないからです。

定期メンテナンスの内容には、木材に付着した汚れやカビの除去、木材表面の清掃、防腐剤の塗布などが挙げられます。きちんとメンテナンスされた木材は、その寿命を延ばす以外に機能や見た目にも良い影響を与えるため、建築物の耐久性や審美性にも関わってくるでしょう。

また、保管環境の見直しも重要です。季節によって太陽の傾きや湿度が変わるので、特に屋外で保存する場合はこまめな見直しを行わなければなりません。

まとめ

木材を正しい方法で保管するには、湿度や害虫・害獣対策など気にすべきポイントがたくさんあります。今回お伝えした保管方法はどれか1つでも怠れば木材の劣化を招くため、建築材料として高品質を維持するためには木材の健康を守るのに適した環境と方法で保管しなければなりません。

また、長期にわたって保管する場合は、環境の変化による木材の劣化を防ぐためにもコンスタントなメンテナンスが重要となります。

目的と用途に合わせて選ぶ
おすすめ
CLT木材製造メーカーをチェック

高品質・低コストを叶える
CLT木材製造・販売メーカー2選

木材のみ購入したいなら

サイプレス・スナダヤ
サイプレス・スナダヤの特徴
  • CLT⽊材の⾃社⼀貫⽣産による中間コスト削減で、低コストでの供給を実現
  • 品質の⾼いヒノキ材の販路を持っており、ヒノキCLT⽊材の価格‧品質に⾃信あり

設計から依頼したいなら

銘建工業
銘建工業の特徴
  • 3×12mの最大サイズCLT木材の製造にも対応可能
  • 設計・製造・施工までワンストップで対応できる有名建材メーカー
※日本CLT協会が発表する「CLT製造企業一覧表」に掲載される国内のJAS規格に適合するCLT木材メーカー8社の中から、年間製造能力の上位2社(2022年1月11日調査時点)を選出しました。
【PR】あらわし仕上げをしているCLT木材の建築事例を紹介!詳細はこちら pc
【PR】あらわし仕上げをしているCLT木材の建築事例を紹介!詳細はこちら sp