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スギ・ヒノキハイブリットで造るCLT木材

CLT木材の中にはハイブリッド材と言われる複数の木材を組み合わせて利用できるものがあります。そこでそもそもハイブリッド材はどのようなものなのか、また建材としてどのような特徴・魅力があるかなど紹介します。

ハイブリット材とは

複数の木材を使用して製材されたCLT木材のことです。CLTとは並べたひき板に繊維が直交するように接着した木質パネル材のことで原料として使用する木材は異なる種類のものを組み合わせることも可能です。

木材は種類によってさまざまな性質を持っています。弱い部分を補完し、それぞれの良い部分を引き出すことで品質の高いCLT木材にすることができるのです。その代表的なものとしてスギ・ヒノキハイブリッド材があります。

スギ・ヒノキハイブリット材の特徴

日本ではスギやヒノキは古くから社寺などの建材として数多く利用されてきました。スギの特徴としては辺材と心材の色の明暗が明らかで、比較的重量が軽く粘りがあって折れにくいといった性質を持っています。

一方、ヒノキは辺材が白く心材はピンク色を帯びており見た目が美しく、硬くて強い性質を持っています。また防腐・防虫性能が高いので柱に使用されることもあります。ハイブリッド材では両方の性質を生かすことが可能です。

スギ・ヒノキハイブリット材の魅力

スギ・ヒノキハイブリット材の魅力はスギとヒノキの両方の良いとこ取りができることでしょう。スギだけでは曲げ強度が弱い部分がありますが、ヒノキを組み合わせることで強度を上げることが可能になります。

ヒノキは強度に優れますが、すべてヒノキ材を利用するとコスト高になります。スギと合わせることでコストを抑えることができ、硬さとしなやかさの両方を持つ双方のメリットを活かす建材に生まれ変わることができます。

木造建築物で得られる
メリットとは?

スギ・ヒノキハイブリット材に対応する製造・販売メーカー

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設計から施工まで木材建築のトータルサポートができるCLT木材メーカー。スギ・ヒノキハイブリット材では厚さ90~270mm、最大3x12mと2.6x6mの両方に対応します。

山佐木材

製材から加工、仕上げまで一貫体制のメーカーです。鹿児島にあり製材は南九州のスギ・ヒノキを使用し商品を提供。CLTは厚さ90~27mm、最大2x4mに対応します。

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