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ティンバラム

ティンバラム公式HP
引用元:ティンバラム公式HP
(https://timberam.co.jp/)

ここでは秋田県を拠点に低炭素社会に向けて建材加工で実績を上げているティンバラムの特徴やCLT生産体制、環境への取組み・考え方など調査しまとめました。また画像付きで建築事例についても紹介しています。

ティンバラムが取り扱うCLT木材

対応できる製造サイズ
接着剤(種類・使用環境※)
幅はぎ接着
スギ 厚さ36~270mm/最大2×8.5m
レゾ・A

※接着剤の使用環境

A・・・屋外を想定し、高度な耐候性、耐熱性、耐水性、耐火性を求められる環境
B・・・屋内を想定し、高度な耐火性、通常の耐候性、耐熱性、耐水性を求められる環境
C・・・屋内を想定し、通常の耐候性、耐熱性、耐水性が求められる環境

ティンバラムの特徴

先端設備により高精度な集成材加工が可能

ティンバラムでは最長20mまで対応する手動プレス機や自動プレス機など先端的なマシンを備えており、CLTを含むさまざまな種類の集成材を作ることができます。ニーズに合わせてバリエーション豊富な加工が可能で、弧を描くアーチ材や大規模建築に使用する大断面集成材などデジタル技術を駆使して短期間に高精度加工を実現します。

環境問題に配慮し快適な住環境実現を目指す

2020年にJKホールディングスの製造加工の中核を担う企業としてスタートしたティンバラム。地球温暖化対策が重視される世界の流れに従って「快適で豊かな住環境の創造」を理念に環境への配慮や地域とのつながりを大切にしています。製造過程で出る端材も廃棄せず再度集成材として活用するなど、効率化にも積極的です。

構造設計から施工まで対応可能

ウッドストラクチャーシステムを活用することで、構造設計、集成材の製造、プレカット、施工までの木造建築に必要となるすべての工程を一気通貫にて行っています。

複数の木材を用いた供給を実施

東北を中心とした国産材であるスギやヒノキ、カラマツ、輸入材であるベイマツやベイヒバ、スプルースなど国内外の幅広い樹種を取り扱っています。いずれの木材もJAS認証工場にて安定供給。また、純国産のハイブリッド集成材、依頼者の地元の地域材での集成材作りなど、依頼者の幅広いニーズに対応できる環境が整えられています。

日本を代表する樹種ヒノキの
特徴と
CLT木材への活用などを紹介

ティンバラムの製材を使用した建築事例

小学校(岩手県)

小学校(岩手県)
引用元:ティンバラム公式HP(https://timberam.co.jp/works/works-247/

RC造・S造と組み合わせ、岩手県産のスギ・カラマツを使用した小学校建築。使用材積
355 m³、延床面積4,561m²で近代的ながら温かみのある空間を創り出しています。

生涯学習センター(宮城県)

生涯学習センター(宮城県)
引用元:ティンバラム公式HP(https://timberam.co.jp/works/works-256/

南三陸町にあるスギ材をふんだんに活用した延床面積1,780 m2のW造平屋型生涯学習センター。床から壁、天井まで木材で構成され使用材積330 m3となっています。

ドーム(秋田県大館市)

ドーム(秋田県大館市)
引用元:ティンバラム公式HP
(https://timberam.co.jp/works/works-230/)

ティンバラムが秋田県大館市に建築したドーム。秋田県のスギを使用し、地産地消に貢献しています。また、上部構には集成材アーチ構造を採用し、下部構にはRCを採用しました。重厚さや耐久性と、木材が持つしなやかさを両立させた建物です。

アリーナ(秋田県大館市)

アリーナ(秋田県大館市)
引用元:ティンバラム公式HP
(https://timberam.co.jp/works/works-242/)

ティンバラムが秋田県大館市に建築したアリーナ。ベイマツを使用して建築されています。一部に秋田県産のスギを用いて、地元の林業の発展にも貢献。また、上部構にはW造、下部構にはS・SRC造を採用し、頑丈なつくりに仕上げました。

保育施設(山形県寒河江市)

保育施設(山形県寒河江市)
引用元:ティンバラム公式HP
(https://timberam.co.jp/works/works-263/)

山形県寒河江市に建設された保育施設。杉・カラマツを使用して建てられています。構造はW造で、地上2階建てとなっています。山形県産の杉を使用しており、地域の気候特性に合った建物が完成しました。子ども達が伸び伸びと寛げるよう、木材を全面に採用しています。

展望台(岩手県野田村)

展望台(岩手県野田村)
引用元:ティンバラム公式HP
(https://timberam.co.jp/works/works-269/)

岩手県野田村に建築された展望台。ベイマツ・ヒバ・ケヤキの3種類の木材を使用して建築されました。構造はW造で、高さのある平屋住宅となっています。細部に木材を使用することで、洗練されたデザインに仕上がっています。

武道場(秋田県大館市)

武道場(秋田県大館市)
引用元:ティンバラム公式HP
(https://timberam.co.jp/works/works-310/)

秋田県大館市に建設された武道場。秋田県産の杉を用いて建てられました。構造はW造で、平屋住宅となっています。天井には木材を現すことで、開放感のある心地よい空間に。木材の調湿効果で、運動場も湿気の溜まりにくい環境になりました。

ティンバラムの生産体制

年間製造能力 2,500m³(8時間稼働)
製造外対応 設計・加工・施工

CLT木材活用の際は
ワンストップ依頼か木材のみの利用かでメーカー選びを

ティンバラムではCLT木材の製造だけでなく設計から加工、施工まで対応する体制で体育館や学校など大型施設の建築を得意としています。自社でCLT工法に関する知見がある場合は製材販売のみを行っている会社に依頼すればよいですが、自社で対応できない場合はティンバラムのようなら施工まで対応できる会社の方が安心です。
メーカーを選ぶ際には自社の用途を確認したうえで何ができるかチェックすることをおすすめします。

ワンストップor材料のみ
用途に合わせて選ぶ
おすすめCLT木材製造メーカーを
チェック

ティンバラムのCLT製造工場

ティンバラムのCLT製造工場
引用元:(https://timberam.co.jp/location/)
ティンバラムのCLT製造工場
引用元:(https://timberam.co.jp/location/)

ティンバラムの会社概要

社名 ティンバラム株式会社
所在地 秋田県南秋田郡五城目町大川大川字ウツフケ141-1
URL https://timberam.co.jp/
電話番号 018-875-2151
営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝日

日本を代表する樹種ヒノキの
特徴と
CLT木材への活用などを紹介

高品質・低コストを叶える
CLT木材製造・販売メーカー2選

木材のみ購入したいなら

サイプレス・スナダヤ
サイプレス・スナダヤの特徴
  • CLT⽊材の⾃社⼀貫⽣産による中間コスト削減で、低コストでの供給を実現
  • 品質の⾼いヒノキ材の販路を持っており、ヒノキCLT⽊材の価格‧品質に⾃信あり

設計から依頼したいなら

銘建工業
銘建工業の特徴
  • 3×12mの最大サイズCLT木材の製造にも対応可能
  • 設計・製造・施工までワンストップで対応できる有名建材メーカー
※日本CLT協会が発表する「CLT製造企業一覧表」に掲載される国内のJAS規格に適合するCLT木材メーカー8社の中から、年間製造能力の上位2社(2022年1月11日調査時点)を選出しました。
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